風俗店で働くのに大切な風営法の知識

法律のイメージ画像

風営法を理解して安全なお店選びを

SMクラブや風俗店は、風営法という法律に基づいて営業をする必要があります。
「風営法って言われてもよく解らない」と言う人が圧倒的かと思いますので、少々小難しい話になりますが、安心して働くには大切な知識。
ポイントを押さえれば、きちんとしたお店かどうかの見極めも容易になります。

正しい名称は「風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律」と長くて難しい名称。これを風営法と省略して呼びます。
簡単に言えば、青少年を守ること。法律で範囲を定める事で、未成年者が働いたり出入りしない様にしましょうと言うのが目的です。

風営法の第一条に、法律の目的が書いてあるのですが、それを簡単に言うと

風俗営業に関しては、営業時間や営業区域に制限をして、年少者をこれらの営業所に立ち入らせない様にすると共に、風俗営業を健全化適正化する事

が目的になります。

風営法で検索すれば、条文を見ることができますが、こんなに長くて難しい文章を読のは大変なのでポイントだけ解説。
風俗店は、警察(正しくは公安委員会)に、この場所で風俗店をやりますよと届け出をし、警察から営業して良いですよと許可をもらわないと違法なお店として取り締まりを受けます。
警察が営業して良いですよと太鼓判を押してくれた書類が、風俗営業で大切な届出確認書
この書類が無いと、風俗店は営業することが出来ないのです。

風営法では届出確認書を「見やすい所に提示しなさい」と決めています。
風俗店を営業するのに大切な書類なので、机の中にしまっているお店も有るかもしれません。
そんなしまっているお店でも「見せて」と言われたら、見せなきゃいけないのが決まりごとです。

「届出確認書を見せてください」とは言いづらい方は、広告サイトにお店が掲載されているかを確認してください。
広告を出稿するときには、届出確認書を広告代理店に見せないと掲載してくれません。
すなわち大手の広告サイトに掲載されていれば、しっかり届出をしている安全なお店の判断材料になるはずです。

届出確認書には、事務所の住所や営業に使う電話番号、お店の名前などが事細かに書いてあります。
書類と事務所の住所が同じか、営業方法は正しいかなど見れば、そのお店が正しい営業をしているのかが一目瞭然です。
極稀に、届出と実際の内容が違うお店もありますので要注意。
そんなお店は、とっとと退職するのが正解です。

マスターズクラブは勿論、届出確認書を机に掲示して、女の子にも見てもらっています。
住所や電話番号は、もちろん正しい内容です。
どうか皆さんも、届出確認書をしっかり確認して、きちんとしたお店選びをしてくださいね。

仕舞

この記事を書いた人

店長 めがね店長
SMマスターズクラブの店長めがねです。
経営者の目線から、風俗のお仕事を考えている女性に役立つ情報をお届けしております。
ご質問やご相談もどしどしお寄せください。
他業種のお仕事を考えている方のご相談もOKです。